難病患者と介護者のつどい


 春とは名のみで猛烈な寒波に見舞われました。
 毎年好評の患者と家族のつどいを、次のように開きます。
 あの阪神・淡路大震災で、難病患者も大きな被害を受けました。センター的役割を担う神戸難病相談室も機能を果たせない程でした。あれから10年を経過し、今一度防災について考え、適切に対応する力の涵養が必要です。
 お医者様方、ソーシャルワーカー、ケアマネージャーを交えて、患者側としても意見を出して行きたいと思います。皆様のご出席をお待ちします。
 また、午後からは、神戸市立看護大学コーラス部の合唱をお聴きし、これから巣立つ看護学生と共に思いっきり歌いましょう。
 


 日  時  平成17年3月6日(日) 午前10時30分 〜 午後3時30分
場  所 しあわせの村 研修館ホール
神戸市北区山田町谷上字中一里山  TEL 078−743−8000
対象者 難病患者と家族(筋萎縮性側索硬化症・脊髄小脳変性症・パーキンソン病・
          重筋無力症・リウマチ・その他難病)
医療関係者、福祉関係者
内  容
(1) 「難病患者に望むこと」                 10:30〜11:00

        県立尼崎病院 副院長                  市 川 桂 二


  
(2) 「災害と難病患者」                   11:00〜12:00
   −災害時の安全をどう確保する−

        公立八鹿病院 神経内科部長              近 藤 清 彦



(3)昼 食                           12:00〜13:00


(4)シンポジウム                         
13:00〜14:30
   
テーマ 「災害時に難病患者はどう動き、地域はどう支えるか」

        司会  公立八鹿病院神経内科部長         近 藤 清 彦

 1. 災害時の保健師活動
        地域保健課 主幹                     藤 山 明 美

 2. 災害に強くなる自立への道
        医療法人社団 よしかわ内科・神経内科クリニック  吉 川 信 嘉

 3. 災害時における難病患者と病院
        市立中央市民病院神経内科部長            幸 原 伸 夫

 4. 山崎断層活動時と自分流マニュアル
        あじさいの会(香寺町在住)               井 上 尚 武

 5. 透析患者の災害手帳活用と自己管理
     NPO 兵庫県腎友会 事務局長              宮 本 高 宏

 6. 阪神・淡路大震災における私の体験
        全国パーキンソン病友の会  兵庫県支部 幹事  栗 原    清

 7. 平常時からの準備と望みたいこと
        (社)日本リウマチ友の会兵庫支部長         田 中 静 子


(5) 質疑

  コメント
        県立尼崎病院 副院長                 市 川 桂 二
        神戸市看護大学                     鈴 木 か よ


(6) アトラクション                      
15:00〜15:30

 1. 神戸市看護大学コーラス部による合唱
        コーラスグループ コーラルレイン

 2. 近藤Dr,幸原Dr、市川Drのドクターズコーラス
        ピアノ伴奏   井 上 貴 美 子